虫歯治療
精密な虫歯治療のご提供
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高倍率拡大鏡の使用
武蔵境すきっぷ通り歯科では精密な虫歯治療を行っております。ドクター全員が高倍率の拡大鏡を使用することで、裸眼では発見することが難しい虫歯や歯と古い詰め物との隙間をチェックすることができます。検診や虫歯を取ること以外にも、綺麗に詰め物を詰め際や、根の治療の際にも拡大鏡を使用し、可能な限り精密な治療を心掛けております。
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最適な治療を選択
虫歯を取り除いた後は、虫歯の大きさや場所に応じて白いプラスチック(コンポジットレジン)、詰め物(メタルインレーやセラミックインレー)、被せ物(メタルクラウンやCAD/CAM冠やセラミッククラウン)など必要な治療を選択し、患者様へ丁寧な説明の上、種類をお選び頂き治療を行います。
虫歯治療について
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虫歯とは
虫歯とは磨き残しのプラーク(歯垢)の中にいる虫歯菌が産生する酸によって歯が溶けて穴が開いてしまった状態を言います。歯が溶けることを専門用語で脱灰(だっかい)と呼びます。
ほんの少しの脱灰した状態であれば、よく磨くことやフッ素塗布をすることなどで再石灰化が起こり元の状態に戻りますが、一定のラインを超えると再石灰化が追いつかなくなり小さな穴が開いてしまいます。
虫歯の原因について
- 糖質 酸を産生する虫歯菌とって食べ物などに含まれる糖質(特に砂糖)は1番のエネルギー源です。間食が多い人、甘いものが好きな人は特に要注意です。
- 細菌 虫歯菌は磨き残しが原因で歯に付着する歯垢(プラーク)の中にいます。 虫歯菌は約1μmの菌でプラークの中に約600種類の細菌がおり、プラーク1mg中に約1億個の細菌が存在するとされています。 そのため、歯磨きでプラークを除去することが重要なのです。
- 環境(歯の質・唾液の質)
歯の質や唾液の質には個人差があります。
ー歯の質ー
歯が作られる際の状況などによって、エナメル質や象牙質の質には個人差があり、虫歯になりやす人もいます。また乳歯や永久歯が生えたばかりの子供は虫歯に罹患しやすい状態で、特に注意が必要です。ー唾液の質ー
唾液中には抗菌成分が含まれていたり、カルシウム成分で脱灰してしまった歯を再石灰化するなど、お口の中の環境を正常に保ってくれる役割を果たしています。唾液の分泌量が少ない方は虫歯になりやすい環境と言えます。
治療の痛みに対する医院の
配慮について
最新の電動注射器の使用や、表面麻酔の使用、極細の麻酔針の使用により麻酔時の痛みを最小限に抑えます。
治療にあたり麻酔の必要がある場合は、麻酔を的確に作用させることで治療中の痛みを抑えることができます。痛みが出る可能性のある治療を行う際はこちらから麻酔の提案を致します。
C1〜C4の解説とそれぞれの
簡単な治療の流れ
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特徴
エナメル質内に限局した虫歯
治療内容
コンポジットレジン修復
(歯科用プラスチック)治療の流れ
虫歯の部分のみを削り、コンポジットレジンという歯の色をした歯科用プラスチックを詰める治療をします。光で硬化するので1日で治療が完了します。虫歯が小さい場合は麻酔をしなくても治療可能な場合もあります。
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特徴
エナメル質を超えて象牙質まで虫歯が
進行した状態治療内容
コンポジットレジン修復
(歯科用プラスチック)、インレー治療治療の流れ
虫歯の大きさや、場所によって治療方法が異なります。 虫歯の部分のみを削り、虫歯の範囲が小さい場合などはC1と同じ様に歯科用プラスチックで詰める治療をします。歯科用プラスチックの場合は1回で治療が終わります。
虫歯の範囲が大きい場合には、インレー治療という治療を行います。インレー治療とは、歯型を取り、歯科技工士が模型上で詰め物を作成したものを歯に接着する治療です。
狭いお口の中ではなく、模型上で作業が可能なため、精度の高い詰め物を作ることが可能です。虫歯の大きさにもよりますが、約2〜3回の治療回数になります。
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特徴
エナメル質や象牙質を超えて歯髄(神経のある部屋)まで虫歯が進行した状態
治療内容
根管治療、被せ物治療
治療の流れ
虫歯が進行してしまうとエナメル質や象牙質を超えて歯髄まで虫歯菌が感染してしまいます。歯髄とは神経や血液・リンパ液などが入っているお部屋です。
歯髄まで虫歯菌が感染するとズキズキ痛んだりすることがあります。そのまま放置してしまうと、虫歯菌が血流を介して根の先まで感染して、根の先端に病気(根尖病巣)ができてしまいます。
そうならないために、歯髄の消毒(根管治療)を行います。消毒が終わったあと、土台を立てて被せ物の歯型取りを行い、被せ物を歯に接着して治療が完了します。根管治療の進み具合にもよりますが、約4〜6回位の治療回数になります。
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特徴
虫歯が進行して根っこ(歯根)のみになってしまった状態。残根とも言います。
治療内容
抜歯、歯根を生かした治療
治療の流れ
歯根のみしか残らないほど虫歯が進行しているので、多くの場合は歯を抜かなければなりません。しかし当院ではなるべくご自身の歯を活かすことが治療方針です。
C4(残根)の中でも比較的状態の良い歯根に関しては、根面板という治療をすることで、入れ歯の土台として使用できることもあります。そうすることで歯槽骨の骨吸収を防いだり、噛み心地を残すことが可能です。
C1
C2
C3
C4
虫歯の予防法について
まず1番大切なのはご自身でのセルフケア(歯磨き)です。出来れば1日3回、お昼磨くのがどうしても難しい方でも2回、しっかりと磨くことが重要です。当院では皆さんが正しく磨けるよう必要のある方には、ブラッシング指導も行っております。もう1つ重要なのが、メインテナンスです。
メインテナンスには歯石など歯ブラシでは絶対に取ることのできない汚れを落とすことと、虫歯が出来てしまったり、歯ぐき(歯肉)に問題が起きている際に早期発見・早期治療が行えるようにするという2つの目的があります。ご希望の方には、フッ素塗布も無料で行っておりますので遠慮なくお声がけ下さい。
治療期間について
虫歯の範囲や歯の状態にもよりますが、
- C1・・・1回
- C2・・・1〜3回
- C3・・・4〜6回
くらいが目安になります。治療前や治療中に大体何回位で、どれ位の期間の来院が必要かどうかを説明いたしますので参考にして頂ければと思います。また忙しいから1回の時間を長くして、来院回数を減らしたい。もしくは顎を開けているのが辛いから1回の治療時間を短くして、来院回数を増やしたいなど、ご要望があればお教え下さい。ご希望に添えない治療内容もございますが、なるべく対応いたします。